トレーニング内容

⚪︎指導開始前

指導契約を行います指導日時、指導場所、目標、今の現状、などなどを話し合い契約内容を決めます(この選手の場合は、週1回、選手が用意したグランドに鈴木が伺い指導を行いました)契約内容としては、足を速くしたいという事とドリブルのスピードも向上したいということでしたので、回数報酬契約を行いました)

⚪︎指導開始時

タイム測定を行います。何回走って頂いても構いません、指導開始時のタイムとして、このタイムを元に指導を開始します。今回の場合、単純なスプリントタイムとドリブルをしてのタイム両方を計測します。(ちなみに、この選手は50mのタイム7.03ドリブル50mのタイム8.36 からスタートしました)

『※タイム計測はビデオカメラで撮影をし、後ろの足が浮いた瞬間をスタートとして計測しているので、リアクションタイムは含まれていません。ランニングタイムのみです※』

⚪︎指導開始

今回の場合、単純なスプリントタイムを向上していく事はもちろんの事、さらにはせっかく速くなったスピードがドリブルで活かせなくては全然意味が無いという事で、出来るだけ単純スプリントとドリブルのタイム差を減らすことを目的として指導を開始します。



ドリブルのスピードを上げる観点として【重心と足とボールの位置関係の改善】という事が非常に大事になります。
走る動作というのは、毎歩毎歩、前に出た足を重心が超えていくという動作が連続して起こります。その重心が足を超える動作がスムーズで無いと、ボールというのは、自分の体から離れてしまい、いわゆる『コントロールを失った状態』になってしまうのです。


ですので、まずは【重心が前足を超えやすい骨盤、股関節】というのを作る所から始めていきます。 「チューニング」を行い、重心を上げ、背骨の隙間を作り、背骨の椎体の角度を前傾させてから、大腿骨と骨盤の関係を良くする骨格調整を行います。 

 これが指導のメインとしてあり、さらには距骨の調整(足首の調整)なども加えていきます。

⚪︎指導当日の時間の流れ時系列をご紹介したいと思います。
AM 9:00     練習場集合
AM 9:00 〜 9:15    アップ
AM 9:15 〜 11:00  50mのスプリント&ドリブルスプリント
(その途中途中で、体の改善を入れて行きます)
AM 11:00    終了

以上です。
特に走る為の筋力トレーニングなどは行わずに、骨格の調整と実際のスプリント&ドリブルを行い、
変化した体に慣れてもらう作業を行なってもらいました。


⚪︎指導結果

このように施術+身体の使い方などの指導を行っていき(細かい指導内容は色々あります)、スプリントスピードの向上だけでなく、シュート力の向上、シュート精度の向上、跳躍力の向上など、複数回のセッションを通して達成しています。


最近の記事

  1. 登録されている記事はございません。

カテゴリー

  • カテゴリーなし